今回のテーマ
欧州とアメリカの間には、いくつかの表記や習慣の違いがあります。以下はその主なものです。ビジネス上は特に数字の区切り方と日付の形式に注意が必要です。
数字の区切り方
数字の区切り方に違いがあります。特に、ピリオドとカンマの使用方法が異なるため、注意が必要です。
1. アメリカ
- ピリオド(.): 小数点を表します。
- 例: 3.14(円周率の小数部分)
- カンマ(,): 千の位ごとに数字を区切る際に使用します。
- 例: 1,000 (千)、1,000,000 (百万)
2. 欧州圏(多くの国々、特に西ヨーロッパ)
- ピリオド(.): 千の位ごとに数字を区切る際に使用します。
- 例: 1.000 (千)、1.000.000 (百万)
- カンマ(,): 小数点を表します。
- 例: 3,14(円周率の小数部分)
この違いは、特に国際的な取引や金融、データのやり取りを行う際に混乱を招く可能性があるため、正確な表記に気をつける必要があります。
日付の書き方
- アメリカ式: 月/日/年(MM/DD/YYYY)
- 例: 12/31/2024(2024年12月31日)
- 欧州式: 日/月/年(DD/MM/YYYY)
- 例: 31/12/2024(2024年12月31日)
この違いは、国際的な文書で日付を確認する際に誤解が生じやすいです。特に、日付の数字が12以下の場合、どちらの形式を使っているか注意する必要があります。
時刻の表記
- アメリカ式: 12時間制(AM/PMを使用)
- 例: 3:30 PM(午後3時30分)
- 欧州式: 24時間制が一般的
- 例: 15:30(午後3時30分)
一部の欧州国では12時間制も使われることがありますが、24時間制が広く普及しています。
住所の書き方
- アメリカ式: 番地→通り名→都市名→州名→郵便番号→国名
- 例: 123 Main St, Los Angeles, CA 90012, USA
- 欧州式: 通り名→番地→郵便番号→都市名→国名
- 例: Hauptstraße 123, 10115 Berlin, Germany
住所の書き方も国によって異なるため、正確な順序で記載することが重要です。
電話番号の書き方
- アメリカ式: (国番号)-地域番号-番号の順で書かれ、しばしば「( )」や「-」が使用されます。
- 例: +1 (213) 555-1234
- 欧州式: 電話番号は地域ごとのスタイルにより異なりますが、多くの国では「( )」やスペースが使われます。
- 例: +49 30 1234567(ドイツ)
重さや距離の単位
- アメリカ式: インペリアル単位系を使用します。ポンド(lb)、フィート(ft)、マイル(mi)など。
- 例: 重さ = 150ポンド、距離 = 5マイル
- 欧州式: メートル法を使用します。キログラム(kg)、メートル(m)、キロメートル(km)など。
- 例: 重さ = 68キログラム、距離 = 8キロメートル
温度の表記
- アメリカ式: 華氏(°F)を使用。
- 例: 72°F
- 欧州式: 摂氏(°C)を使用。
- 例: 22°C
これらの違いも、国際的なコミュニケーションにおいて誤解を招かないために注意が必要です。



